第十三回目の集いを開催致しました。
先日2016年8月3日水曜日に、十三回目のそよかぜの会を開催致しました。 8名(私を含む)の方達が参加しました。今回初めて参加して下さった方もいらっしゃいました。
今回のミーティングの話題は、「相模原市で起きた殺傷事件について」でした。ミーティングへの参加者は比較的少な目だったのですが、その分お互いにじっくり話し合えたような気がしました。
私の個人的な感想としましては、他の参加者の方達それぞれの意見を聞かせていただくことで、自分一人でニュース番組を眺めている時と比べて、「バランス感覚」のようなものを手にできたような気がしています。 殺傷事件の犯人は例えば「障害者なんていなくなればいい」というような極端な考え方、あるいは偏見を持っていたようです。 偏見については、自分がそれを受けることもあれば、自分が他人に対して持ってしまうこともあります。また、自分が自分自身に対して偏見を持ってしまい、苦しんでしまうこともあるように思います。そういう偏見に対抗できるような価値観、考え方、バランス感覚などをどうにかして探し出し、身に付けて、自らの心身を守っていく必要があるのではないかと思いました。自らを守る考え方とは、私の場合で言えば、「リカバリー(恢復)」という考え方であったり、「すべての人に生きる権利がある」という考え方であったりするような気がします。他にも有効な「考え方」はあるのかも知れません。ただ、こうした考え方は、もしかしたら人によっては空々しく聞こえてしまうのかも知れません。しかし、私や、精神障害等の障害を持っている人たちにとってはとりわけ、のっぴきならない、自分の本音を強力に支えている考え方なのではないかと思います。
なお、スタッフの方から煎餅の差し入れを頂きました。みんなで美味しく頂きました。有難うございました。
第十四回そよかぜの会は、9月7日水曜日に行う予定です。正確な日時や開催場所は、このホームページやそよかぜの会のメーリングリストあるいは口頭で追ってお知らせいたします。